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テスラを超えて:EV の普及が加速
ケイトリン・ マーフィー
株式アナリスト
クリス・ ブックバインダー
株式ポートフォリオ・マネジャー

いよいよ EV (電気自動車 ) の時代の幕開けです。


EV の時代の到来については、以前から議論されてきましたが、既に始まっていたことを示す証左が積み上がっています。


欧州最大の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは 2020 年 11 月、EV、工場のデジタル化、自動運転車の開発に今後 5 年間で 860 億ドルを投資する計画を明らかにしました。ゼネラルモーターズ (GM) は 2021 年 1 月、ガソリンおよびディーゼル車の生産と販売を 2035 年までに終了する計画を発表しました。


このほか、2020 年には EV に対する投資家の期待が高まり、テスラの時価総額は1,000 億ドルから一時 8,000 億ドルまで急増し、従来型の自動車メーカー上位 9 社の時価総額合計を上回りました。2020 年のテスラの販売台数は 50 万台弱で、2021 年以降の販売台数について、同社は年率 50%での成長が続くとの見通しを示しました。



ケイトリン・マーフィー 株式アナリストとして、米国の化学、米国とカナダの自動車・部品製造業および鉄道を担当。経験年数16年。ブラウン大学で国際関係に特化した組織学の学士号を取得。

クリス・ブックバインダー 株式ポートフォリオ・マネジャー。経験年数25年。現職以前は株式アナリストとして、米国の通信サービス、自動車、自動車部品関連企業を担当。ブラウン大学で経済学および国際関係学の学士号を取得。


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