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米国株式
グロース株投資の未来
マーティン・ ロモ
株式ポートフォリオ・マネジャー
シェリル・ フランク
株式ポートフォリオ・マネジャー
カール・ カワジャ
株式ポートフォリオ・マネジャー

グロース株が 2022 年に打撃を受けたことは事実ですが、グロース投資家にとって 今重要なのは「これからはどうなるのか」という問題です。


株式ポートフォリオ・マネジャーのカール・カワジャは、次のように述べていま す。「投資家は昨年、歴史的な低金利が生み出したものは、業績の裏付けがない株 価の急騰などの、多くの過剰だったことを認識しました。それでも、長期にわた る高い成長性をリターンの源泉とする企業を買うという基本的な考え方は、長期 投資家にとって依然として理に適っています。今はただ、銘柄の選別に一層慎重 になることが求められています。」


実際、多くの有名なグロース企業の株価は、資本コストの上昇を受けて下落しま した。今後は利益の伸びが株価を主導する可能性が高いと、カワジャは考えてい ます。成長性を秘めた企業が、テクノロジーや消費関連に限らず、より広範な産 業や地域から出てくるとみられる点はポジティブと言えます。


株式ポートフォリオ・マネジャーのマーティン・ロモは、次のように説明してい ます。「市場は、あるセクターに投資したら他を避ける、米国に投資したら米国以 外を避ける、といった二者択一の世界から、幅広く投資機会を見出そうとする、 よりバランスの取れた環境へと移行しつつあります。」


本稿では、弊社グループのグロース投資家 3 名が、グロース株投資の進化や求め る投資機会、次の強気市場への備えについて、各自の視点を紹介します。



マーティン・ロモ  株式ポートフォリオ・マネジャー。キャピタル・リサーチ・カンパニー・インクの社長であり、キャピタル・グループ・マネジメント・コミッティのメンバーも務める。経験年数30年。現職以前は株式アナリストとして、グローバルの化学業界、モーゲージ、消費者金融、優良コングロマリット企業を担当。

シェリル・フランク  株式ポートフォリオ・マネジャー。経験年数24年。現職以前は株式アナリストとして、米国および欧州のヘルスケア・サービスおよびソフトウェア企業を担当。入社以前は、J.P.モルガンにおいて債券デリバティブのマーケティング・アソシエイツとして勤務。

カール・カワジャ  キャピタル・リサーチ・アンド・マネジメント・カンパニーの会長。株式ポートフォリオ・マネジャーも務める。経験年数36年。現職以前は株式アナリストとして、カナダ企業、グローバルの家庭用品企業及び米国のパーソナルケア製品企業を担当。入社以前は、ニューヨークのGabelli & Companyで証券アナリスト、モントリオールのLévesque Beaubienで株式アナリストとして勤務。


過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。投資の価値および投資収益は減少することも増加することもあり、当初投資額の一部または全部を失うことがあります。本情報は投資、税務もしくはその他の助言の提供、または証券の売買の勧誘を意図するものではありません。

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